研究課題/領域番号 |
16H03680
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
梶原 武久 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (30292080)
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研究分担者 |
小沢 浩 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (40303581)
窪田 祐一 南山大学, 経営学部, 教授 (40329595)
清水 信匡 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (90216094)
丸田 起大 九州大学, 経済学研究院, 教授 (70325588)
篠田 朝也 北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (50378428)
北田 智久 近畿大学, 経営学部, 講師 (00803777)
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研究協力者 |
小林 哲夫 神戸大学, 名誉教授
加登 豊 同志社大学, ビジネス研究科, 教授
河合 伸 ECC国際外語専門学校, 講師
イン H. Nanyang Technological University, 助教
ウー A. National Chengchi University, 教授
ギュンター T. Technische Universität Dresden, 教授
クリシュナン R. Michigan State University, 教授
ナラヤナン S. Michigan State University, 教授
バイ G. Johns Hopkins Carey Business School, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 原価企画 / 原価作りこみエラー / 原価見積エラー / 戦略的コスト・マネジメント / 原価の変動性 / 実験室実験 / モジュラー型製品開発 / 組織間コスト・マネジメント / 原価見積 / コスト知識 / 目標原価 / マスカスタマイゼーション / コストマネジメント / 管理会計 / イノベーション / 原価変動リスク / 部品共有化 / 開発のグローバル化 |
研究成果の概要 |
製品開発段階のコスト・マネジメント手法である原価企画に関して、目標原価を達成できない、開発段階での原価見積もりが製造段階での原価と大きく乖離する、あるいは製造段階で原価が変動するなどの現象を原価作りこみエラーと名付け、その原因と解決方法を明らかにした。本研究では、モジュラー型製品開発が原価作りこみエラーを軽減するための有効な解決策となること、その実現に原価企画や組織間コスト・マネジメントの刷新が求められること、その際、原価担当者のコスト知識が重要な役割を果たすことを明らかにしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本企業の競争優位の源泉となってきた原価企画について、それを学術的に研究し、国際発信することが日本人研究者に求められている。ただし、既存研究の多くは、原価企画の実務の記述に終始しており、学術研究としての深化や国際発信が遅れている。本研究は、経済学や心理学など社会科学の基礎理論をベースに、原価企画が抱える課題やその解決法を解明するものであり、国際的にも大きな学術的な意義を有するものである。加えて、原価企画の実践に関して実務が抱える喫緊の課題にフォーカスしており、多くの実践的示唆を提供している。
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