研究課題/領域番号 |
16H03706
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
平井 順 吉備国際大学, 農学部, 准教授 (60435039)
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研究協力者 |
難波 孝志
藤谷 忠昭
田村 雅夫
杉本 久未子
越智 郁乃
武田 祐佳
山本 素世
栄沢 直子
南 裕一郎
牧野 芳子
猿渡 壮
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 社会学 |
研究成果の概要 |
沖縄の軍用地は民有地が多く含まれていることに特徴がある。本研究で対象地域とした自衛隊所在自治体の多くが集まる沖縄本島中南部では、共有地は必ずしも第一次産業の生業に関わるものではない。神聖な土地として祈願される拝所や御嶽などが代表的な共有地であり、それを管理するアソシエーションがどのように運営されているのかに関して、メンバーシップの範囲、法人化の導入、団体設立とその正当性に焦点をあわせて軍用地と地域社会のかかわりをあきらかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
共有地への学術的アプローチを地域社会研究でなく社会集団研究として遂行したところに本研究の独自性がある。この成果は今後の沖縄の地域アソシエーション研究の立脚点になるものである。さらに今後の展開として、沖縄の郷友会型自治会のありようを考察する町内会研究の深化に寄与する。また沖縄の米軍基地が返還されたあとの転用研究にも展開可能である。民有地の軍用地が返還されたあと、その土地がどのように転用されるかを考察するうえで本研究の成果は学術的かつ社会的意義をもつ。
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