研究課題/領域番号 |
16H03738
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
大森 美香 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50312806)
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研究分担者 |
菊地 裕絵 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 医長 (10581788)
山崎 洋子 お茶の水女子大学, 人間発達教育科学研究所, 特任アソシエイトフェロー (30801980)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | ボディイメージ / 健康行動 / EMA / 痩せ理想 / 強縦断データ / 経験サンプリング / 感情 / 身体不満 / 生態学的妥当性 / 携帯端末 / 身体不満足 / ボヂィイメージ |
研究成果の概要 |
身体不満足感は、極端なダイエットなど食行動や喫煙など健康行動の背景要因とされている。本研究の目的は、質問紙調査法の限界をふまえ、生態学的妥当性を備えた測定方法を用いて、以下の3点を明らかにすることにあった:a)感情、認知、ボディイメージ、健康関連行動の関連性, b)対人的相互作用、社会文化的要因のとりこみがボディイメージに与える影響, c)身体不満足改善のための介入方法の検討。 研究期間中に、健康行動におけるボディイメージの役割について、日常生活における感情や身体不満足感の関連を解明した。生活場面に即した介入方法として、マインドフルネスに基づく食観トレーニングプログラムの出版を完了させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で用いるEcological Momentary Assessmentという手法は、従来の質問紙調査の限界である想起バイアスの問題を排除したデータ収集が可能とされている。質問紙調査で得られた知見について、異なる調査方法を用いた分析を行うことで、より頑健な知見が得られるという学術的意義がある。
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