研究課題/領域番号 |
16H03742
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
鈴木 伸一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00326414)
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研究分担者 |
伊藤 大輔 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (20631089)
小関 俊祐 桜美林大学, 心理・教育学系, 准教授 (30583174)
小川 祐子 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 心理療法士 (60803369)
柳井 優子 (武井 優子) 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 心理療法士 (00727886)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 認知行動療法 / コンピテンス / 教育研修 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,認知行動療法(CBT)トレーニングに必要な教育内容を明らかにするとともに,CBT実践家に必要とされるコンピテンスを検討することであった。 研究の結果,CBTトレーニングの構成要素が明らかにされ,CBTコンピテンスに関するチェックリストが作成された。さらに,日本のCBTトレーニングは英国に比べて不十分であり,特に,実践トレーニングが不足していた。また,英国の学生はCBTコンピテンスを十分に高く評価していたが,日本の学生は低い傾向にあった。以上から,日本においてCBTトレーニング・ガイドラインの策定とCBTセラピストの認定制度の確立が必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,わが国のCBTの実践家養成においてどのような点が不足しているのかや,実践家に必要とされるCBTのコア・コンピテンスを解明するとともに,それらの知見から認知行動療法の実践家養成のためのトレーニングガイドラインを策定し,わが国におけるCBTの質保証及び均てん化,およびそれを担保する養成プログラムの最適化に資する提言を行うことができた。
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