研究課題/領域番号 |
16H03743
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
島井 哲志 関西福祉科学大学, 心理科学部, 教授 (30136973)
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研究分担者 |
堀田 千絵 関西福祉科学大学, 教育学部, 准教授 (00548117)
有光 興記 関西学院大学, 文学部, 教授 (10341182)
岩原 昭彦 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (30353014)
福田 早苗 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (50423885)
竹橋 洋毅 関西福祉科学大学, 心理科学部, 准教授 (70583871)
津田 恭充 関西福祉科学大学, 心理科学部, 講師 (80635665)
松中 久美子 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 准教授 (90368457)
治部 哲也 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 准教授 (90352989)
亀島 信也 関西福祉科学大学, 心理科学部, 教授 (90241108)
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研究協力者 |
山宮 裕子
治部 哲也
亀島 信也
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | ポジティブ心理学 / 強み / 幸福 / ウェルビーイング / 介入 / エビデンス / 介入研究 / ファシリテータ養成 / 科学的エビデンス / 幸福感 / 人生の意義 / エンゲイジメント / 介入プログラム |
研究成果の概要 |
ポジティブ心理学による介入を実証的に検証するための基盤を形成することをめざして活動した。すなわち、ファシリテータ養成のための教材(強みカルタなど)の製作、ポジティブ心理学のワークブック(「ポジティブ心理学を味わう、北大路書房)の翻訳や関連の書籍出版(「ポジティブ精神医学」金剛出版; 保健と健康の心理学 ナカニシヤ出版)、ファシリテータ養成ワークショップ開催(ストレス学会研修会他)、効果評価の尺度開発(SHS, MLQ他)、シンポジウムの開催(公衆衛生学会、日本心理学会、社会心理学会)、また、成果を国際学会(ヨーロッパ健康心理学会、ヨーロッパ・ポジティブ心理学会、人生の意味国際会議)で報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ポジティブ心理学介入は、参加者が自分のポジティブな側面に気づき、自発的・内発的な活動につながるものである。しかし、その実践的・理論的な整備は十分ではなく、対象の状態に応じた標準的で効果のある手続きも確立していない。ここでは、理論的で技法的な確立を目指して、多面的な研究実践を行ってきた。ニーズの把握や効果評価に必要な標準的な測定指標の開発と普及、気づきを高めるツールの開発、ファシリテータ・指導者の養成やワークブックの出版などである。これらは、実践的活動であると同時に、その技法の開発や効果評価の情報提供や交流を通じて、ポジティブ心理学の理論的な基盤を確立するネットワークづくり活動につながっている。
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