研究課題/領域番号 |
16H03747
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 |
研究代表者 |
亀岡 智美 公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構, こころのケアセンター, 副センター長 (90512294)
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研究分担者 |
齋藤 梓 目白大学, 人間学部, 専任講師 (60612108)
友田 明美 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (80244135)
八木 淳子 岩手医科大学, 医学部, 講師 (80636035)
岩垂 喜貴 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, その他 (90559668)
井野 敬子 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (10727118)
酒井 佐枝子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 准教授 (20456924)
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研究協力者 |
飛鳥井 望 公益財団法人被害者支援都民センター
新井 陽子 公益財団法人被害者支援都民センター
成澤 知子 公益財団法人被害者支援都民センター
田中 英三郎 兵庫県こころのケアセンター
山本 沙弥加 兵庫県こころのケアセンター
高田 紗英子 兵庫県こころのケアセンター
浅野 恭子 大阪府子ども家庭センター
島 ゆみ 大阪府子ども家庭センター
中島 淳 大阪府子ども家庭センター
竹腰 友子 大阪府子ども家庭センター
西村 悠哉 大阪府子ども家庭センター
三宅 和佳子 大阪母子医療センター
野坂 祐子 大阪大学, 大学院人間科学研究科
小平 雅基 総合母子保健センター愛育クリニック
市川 佳世子 京都大学, 大学院医学研究科社会健康医学
岩切 昌宏 大阪教育大学, 学校危機メンタルサポートセンター
瀧野 揚三 大阪教育大学, 学校危機メンタルサポートセンター
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2016年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | TF-CBT / PTSD / RCT / trauma / child / adolescent / CBT / MRI / Child / Adolescent / Randomized control trial / 子どものトラウマ / Trauma / Adlescent / Randamized control trial / Randamized controt trial |
研究成果の概要 |
本研究では、欧米で子どものPTSDへの第一選択治療として推奨されているTF-CBT(Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy)の我が国における効果検証に取り組んだ。兵庫県こころのケアセンターと被害者支援都民センターにおいて実施した無作為化比較試験が終了し、先行研究と同様に、わが国においてもTF-CBTの有効性が検証された。結果については、論文にまとめ、報告する予定である。その他の研究分担機関においても、TF-CBTの終了例が蓄積された。TF-CBT実施前後のMRI画像分析については、福井大学子どものこころの発達研究センターで7例を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでわが国では、子どものPTSDやトラウマ関連障害の治療について、適切に効果が検証された治療法はほとんどなかった。本研究において、TF-CBTの我が国における有効性が検証されたことは、PTSDや関連障害に苦しむ子どもや青年とその家族のこころの回復に大きく貢献するものと思われる。
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