研究課題/領域番号 |
16H03794
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
鈴木 恵 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (60163010)
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研究分担者 |
森 美智代 福山市立大学, 教育学部, 准教授 (00369779)
松崎 正治 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (20219421)
田中 宏幸 安田女子大学, 文学部, 教授 (40278966)
磯貝 淳一 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (40390257)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 教育学 / 国語教育 / 日本語学 / 日本語書記史 / 古典教材開発 / 国語の特質 / 思考様式 / 言語文化共同体 / 古典教材の開発 / カリキュラム開発 / 論理的思考力 / アクティブラーニング / 学びのプロセス / 思考様式の解明 / 学習材・カリキュラム / 開発と検証 / 「書くこと」教育 / 学習材 / カリキュラム / 開発・検証 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本語の歴史的変遷を背景とした「国語の特質」に着目し、日本語独自の思考様式(ものの見方・考え方)の解明を通じて、学習者の思考様式の変容に迫る古典学習材とカリキュラムの開発を行った。具体的には、古典の諸本・同文説話の比較を通して「話し言葉と書き言葉」「漢文的文脈と和文的文脈」等、文章内容・目的・共有の場によって異なる姿を見せる言語の姿について学ぶための教材開発と検証授業を行った。このことを通して、学習者が自らの言語活動について、それを支える背景とともに自覚的に捉え直すことを可能にする古典教育の可能性を指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本語話者にとって、その自明性を問うことが難しい思考のレベルにおいて学習者を縛っている「国語の特質」を明らかにしようとするものである。この「国語の特質」を日本語の歴史的変遷の中に見出すことで古典を教材化するための調査研究を行った。こうした教材による学習を通して、学習者は自らの言語活動についても自覚的に捉え直すこととなる。また、自分自身が読み・書くこと、考えることに影響を与え、また変容させうる可能性が古典の中にあることを知る古典学習は、「読み・書く」言語活動における思考(ものの見方・考え方)の深化を促す学習の可能性を開く。
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