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協働によるDeep Learningを促進する指導デザインの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 16H03802
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関國學院大學

研究代表者

寺本 貴啓  國學院大學, 人間開発学部, 准教授 (50585114)

研究分担者 木下 博義  広島大学, 教育学研究科, 准教授 (20556469)
高垣 マユミ  津田塾大学, 学芸学部, 教授 (50350567)
後藤 顕一  東洋大学, 食環境科学部, 教授 (50549368)
角屋 重樹  日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (80136027)
山中 謙司  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80741800)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
キーワード小学校 / 対話 / 深い学び / 協働 / Deep Learning / 指導デザイン / ICT / アクティブ・ラーニング / 主体的 / 対話的
研究成果の概要

本研究では、深い学びのための対話が成立する対話が成立する要素を顕在化し、実際に対話が促進し深い学びが成立するのかを検証した。実際に検証した結果、対話の質を高めるためには、単に対話をさせる機会を作るのではなく、グループの子ども同士のパワーバランスや理解度の差、教師の課題が重要であることが明らかになった。質の高い対話を行うためには、第一段階として対話グループの理解度のレベルをそろえること、第二段階として対話させたい課題を与えること、という手順が必要である。一般的には、第一段階の理解度のレベルをそろえることで終わっていることが多く、本来の対話の質を高めることを明らかにして取り組み必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、教科における深い学びとは何か」について効果のある指導モデル提示すること、実際に対話の質が高まるのかについて検証したことである。一見、対話を促進させるためには、対話の機会を作ればよいと思われがちであるが、実際は対話の質を高めるためには複数の要因が影響しているため、その要因を考慮して対話させる必要があることである。その複数の要因が何かを明らかにしている点に意義があり、学校教育において対話の質を高めるための手法として示唆を与えるといえる。

報告書

(4件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (5件)

  • [雑誌論文] 大学生のICT機器を用いた指導技術の調査研究2017

    • 著者名/発表者名
      高垣マユミ・寺本貴啓
    • 雑誌名

      津田塾紀要

      巻: 特別号Ⅰ ページ: 15-33

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 新学習指導要領で何が変わるのか2018

    • 著者名/発表者名
      寺本貴啓
    • 学会等名
      日本理科教育学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 新学習指導要領で小学校理科の何が変わるのか2017

    • 著者名/発表者名
      寺本貴啓
    • 学会等名
      日本理科教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 「アクティブ・ラーニング」の考え方2016

    • 著者名/発表者名
      寺本 貴啓
    • 学会等名
      日本教育心理学会
    • 発表場所
      かがわ国際会議場
    • 年月日
      2016-10-07
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 「思考を促す教師の働きかけ」のカテゴリー化と分析― 小学校第4学年「電気のはたらき」の事例を通して ―2016

    • 著者名/発表者名
      山口 真一、寺本 貴啓
    • 学会等名
      日本理科教育学会
    • 発表場所
      信州大学
    • 年月日
      2016-08-06
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 理科におけるアクティブ・ラーニングをどのように考えるのか―資質・能力とその評価のための授業改善―2016

    • 著者名/発表者名
      寺本 貴啓
    • 学会等名
      日本理科教育学会
    • 発表場所
      信州大学
    • 年月日
      2016-08-06
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [図書] イラスト図解ですっきりわかる理科2019

    • 著者名/発表者名
      鳴川 哲也、山中 謙司、寺本 貴啓、辻 健
    • 総ページ数
      152
    • 出版者
      東洋館出版社
    • ISBN
      9784491036373
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [図書] 新学習指導要領における資質・能力と思考力・判断力・表現力2017

    • 著者名/発表者名
      寺本貴啓
    • 総ページ数
      128
    • 出版者
      文溪堂
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [図書] 新学習指導要領ハンドブック小学校編2017

    • 著者名/発表者名
      寺本貴啓
    • 総ページ数
      312
    • 出版者
      時事通信出版局
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [図書] “ダメ事例”から授業が変わる!小学校のアクティブ・ラーニング入門―資質・能力が育つ“主体的・対話的な深い学び”2016

    • 著者名/発表者名
      寺本貴啓 後藤顕一 藤江康彦
    • 総ページ数
      109
    • 出版者
      文渓堂
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [図書] 六つの要素で読み解く! 小学校アクティブ・ラーニングの授業のすべて2016

    • 著者名/発表者名
      寺本貴啓 後藤顕一 藤江康彦
    • 総ページ数
      181
    • 出版者
      東洋館出版社
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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