研究課題/領域番号 |
16H03811
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
|
研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
越野 和之 奈良教育大学, 学校教育講座, 教授 (90252824)
|
研究分担者 |
玉村 公二彦 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (00207234)
中村 隆一 立命館大学, 人間科学研究科, 教授 (00469165)
河合 隆平 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (40422654)
山崎 由可里 和歌山大学, 教育学部, 教授 (60322210)
中村 尚子 立正大学, 社会福祉学部, 特任准教授 (70386514)
荒川 智 茨城大学, 教育学部, 教授 (80201903)
松島 明日香 滋賀大学, 教育学部, 講師 (50710315)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
|
キーワード | 重度重複障害児教育 / 養護学校義務制 / 『夜明け前の子どもたち』(1968) / 『ぼくのなかの夜と朝』(1971) / 『愛と力』(1968) / 『ともだち』(1971) / 『われら人間家族』(1966) / 希望者全員就学 / 不就学児 / 肢体不自由特殊学級 / 重症心身障害児 / 障害児教育権保障運動 / 『夜明け前の子どもたち』 / 『われら人間家族』 / 『一次元の子どもたち』 / 理念・思想・歴史 / 映像記録の収集と分析 / 筋ジストロフィー児教育 / 国立療養所西多賀病院 / ベッドスクール / 西多賀養護学校 / 「僕のなかの夜と朝」 / 「車椅子の青春」 / 権利としての障害児教育 / 三島敏男 / びわこ学園 / 奈良県立七条養護学校 / 国立療養所西奈良病院バンビ病棟 / 京都府立桃山養護学校 / 新宿区立鶴町小学校・牛込第二中学校ひまわり学級 / 重度重複障害教育 / 病弱教育 / 国立療養所西多賀病院ベッドスクール / 『ぼくの中の夜と朝』(1971) / 東京都立光明養護学校 / 東京都立小平養護学校 |
研究成果の概要 |
1960年代から70年代にかけておもに養護学校等において制作された重度重複障害児の教育・福祉実践に関する映像記録を分析し、重症心身障害児、筋ジストロフィー児などの重度重複障害児の教育実践ならびに学校制度の形成過程を明らかにすることで、養護学校義務制実施の歴史的経路を検証した。また、戦後障害児教育に関する実践記録映像をデジタル化して保存し、映像アーカイブスの横断的なネットワークの構築をめざした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
映像記録をおもな史料とする本研究の意義は、1)戦後の重度重複障害児の教育実践の成立の諸相を、教育学と発達心理学の双方から検証する学際的研究であること、2)重度重複障害児の教育実践および学校制度を成立させた物質的・社会的基盤を明らかにしたこと、3)映像記録の保存とアーカイブ化により、戦後の障害児教育実践の遺産の消失を食い止め、その次世代継承の可能性を明らかにしたこと、の三点である。
|