研究課題/領域番号 |
16H03870
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小林 圭 京都大学, 工学研究科, 准教授 (40335211)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 走査プローブ顕微鏡 / 原子間力顕微鏡 / 固液界面 / 3次元フォースマッピング / 瞬時周波数法 / 固液界面物性 / 3次元フォースマッピング |
研究成果の概要 |
液中AFMにおける2次元・3次元フォースマップ法の高速化、試料調整および探針洗浄方法の最適化により、フォースマップにあらわれるドリフトおよび探針変化の影響を軽減し、測定結果の信頼性および再現性を高めた。また、アルカリハライドのステップ端、鉱物試料、さらには分子性表面やタンパク質分子を対象にフォースマッピング測定を行い、さらに分子動力学(MD)計算によって理論的な水分子密度分布を得て、実験結果と理論計算結果を比較し、表面の原子レベル構造やその構造ゆらぎと水和構造との相関を議論した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
固液界面は、結晶成長や触媒反応などの物理・化学現象や、生体分子がその機能を発現する活性場として極めて重要な役割を担っている。本研究で解明された表面の原子レベル構造やその構造ゆらぎと水和構造との相関に関する知見により、また本研究において開発された2次元・3次元フォースマップ法を用いて界面反応解析や生体分子機能解析を行うことにより、固液界面における物理・化学現象を利用したデバイスの開発や、生体分子の機能解明が進展することが期待される。
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