研究課題/領域番号 |
16H03883
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
川田 善正 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (70221900)
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研究分担者 |
居波 渉 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (30542815)
真田 俊之 静岡大学, 工学部, 准教授 (50403978)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | ファインバブル / 光学顕微鏡 / 電子顕微鏡 / 超解像 / 流体解析 / 光計測 / 超解像顕微鏡 / ファイバブル / ソフトマテリアル / ナノ計測 / 光散乱計測 / ナノテクノロジー / カソードルミネッセンス |
研究成果の概要 |
本研究では、液中におけるマイクロ-ナノスケールのファインバブルを高分解能かつ高速に観察可能な電子線励起発光顕微鏡を開発するとともに、コロイド粒子や生体試料など液中のソフトマテリアルを解析する手法を確立することを目的として研究を実施した。マイクロ-ナノスケールのバブルは、その体積に比して表面積が大きく表面電位が高いため、界面での反応活性が高く、液中に長期間存在するとして、新しい応用展開が期待されている。本研究では、集束電子線を液中のバブルに直接照射しプラズマ発光させ、光学顕微鏡の限界を超えた超解像を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、液中におけるマイクローナノスケールのファインバブルを高分解能かつ高感度に観察する電子線励起発光顕微鏡を開発し、さまざまな応用分野へ展開することを目的として、基礎解析およびシステム開発を行なってきた。開発した電子線励起超解像顕微鏡を用いて、水中に浮遊するファインバブルおよび内部にアルゴンガスを含むファインバブルの観察を行った。電子線の照射により、バブルの表面電荷を制御し、その反応活性を 制御することについて検討した。本研究の成果は、これまでは観察が困難であった液中のソフトマテリアルを高分解能で観察する手法として多くの分野への応用展開が期待できる。
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