研究課題/領域番号 |
16H03888
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中村 大輔 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (40444864)
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研究協力者 |
岡田 龍雄
池上 浩
尾松 孝茂
MAMIDANNA SRI RAMACHANDRA Ramachandra Rao
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | 微小共振器 / ウィスパリングギャラリーモード / 光渦レーザープロセス / 微小光共振器 |
研究成果の概要 |
本研究では,光渦レーザープロセスによる半導体マイクロドロップレットのサイズ制御および飛翔方向制御技術を確立し,紫外ウィスパリングギャラリーモード(WGM)レーザー発振する酸化亜鉛(ZnO)マイクロ結晶球の合成と制御に成功した.さらに,マグネシウムやホルミウムといった不純物をドープしたZnO結晶球合成にも成功し,微小レーザーや高感度センサ等へ応用する上で重要となる紫外WGMレーザー発振波長の制御や,単一結晶球から紫外WGMと可視WGMが得られることを世界に先駆けて実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,光渦レーザーを材料加工に応用する研究が注目されてきている中で,本研究ではマイクロサイズの半導体結晶球を大気中にて合成し,そのサイズおよび飛翔方向を制御可能であることを実験的に明らかにした点において学術的意義がある.合成した不純物ドープZnO結晶球は,紫外から可視領域においてWGMスペクトルが得られるため,微小レーザーや高感度センサ応用が期待できる.また,ZnOは生体適合性の高い材料でもあるため,バイオセンサ等へも応用が期待できる.
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