研究課題/領域番号 |
16H03914
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
山田 貴博 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (40240022)
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研究分担者 |
松井 和己 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授 (00377110)
槙山 和秀 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (40347307)
山本 剛大 東北大学, 工学研究科, 助教 (00802860)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | バイオメカニクス / 手術支援 / 力学モデル / 人腹腔 / 生体計測 / 計算力学 / 有限要素法 / 機械学習 / 生体物性計測 / バイオメカニックス / モデル化 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,腹腔鏡下・ロボット補助下の手術における患者個別シミュレーション・ナビゲーションシステムの基盤となる臨床応用可能な高精度かつ高速な腹腔内組織全体の力学シミュレーション技術を開発することを目的とした.本研究課題により,膜組織を考慮した幾何学モデルの生成および力学シミュレーション手法,シミュレーションで用いるための摘出直後臓器の物性値を計測手法および機械学習によるメタモデリングに基づく高速化手法についての基本的な枠組みを構築することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,これまでほとんど例がなかった腹腔内の膜組織を考慮した腹腔内組織の幾何学的モデルの生成とそれに基づく力学シミュレーション手法を提案した.これらの研究は,腹腔鏡下・ロボット補助下の手術における患者個別シミュレーション・ナビゲーションシステムの開発の1ステップであり,今後の術者のトレーニングやリハーサルおよび術中のコンピュータシステムによる危険情報の提示などの安全な手術の施行に資する技術発展が期待される.
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