研究課題
基盤研究(B)
分子雲の形成と進化の解明を目指して、一酸化炭素CO J=4-3 460 GHz,炭素原子[CI] 492 GH 並びに 809 GHzの3輝線で銀河面サーベイを行うために、800GHz帯のサイドバンド分離型ミキサーの基礎的開発、及び500GHz帯ミキサーの中間周波数帯域の拡大の開発的な研究を行った。また、近傍銀河及び天の川でのCI及びCO輝線の観測的研究を行った。
分子雲は天文学における重要な構成単位であるが、その形成と進化の詳細は解明の途上にある。サブミリ波帯での観測が重要である。特に、複数のCO輝線の観測からの強度比から物理状態を解明することや、原子相から分子相への変遷領域をトレースする炭素原子輝線 CIによる観測が重要である。これらの輝線を同時に観測するための受信機の基礎技術である、800GHz帯のサイドバンド分離型ミキサー、及び中間周波数帯域を拡大する開発を行った。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 1件) 備考 (2件)
Publications of the Astronomical Society of Japan
巻: 印刷中 号: Supplement_1
10.1093/pasj/psy094
The Astrophysical Journal
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10.3847/1538-4357/aad7be
巻: 印刷中 号: 3 ページ: 1-6
10.1093/pasj/psy016
巻: 69 号: 5
10.1093/pasj/psx076
巻: 69 号: 5 ページ: 78-96
10.1093/pasj/psx061
Publication of the Astronomical Society of Japan
巻: 68 号: 5
10.1093/pasj/psw072
https://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~seta/
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~seta/