| 研究課題/領域番号 |
16H04114
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
有機化学
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| 研究機関 | 愛知工業大学 |
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研究代表者 |
森田 靖 愛知工業大学, 工学部, 教授 (70230133)
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| 研究協力者 |
村田 剛志
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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| キーワード | 有機中性ラジカル / トリオキソトリアンギュレン / 有機二次電池 / ヘテロ原子効果 / 中性ラジカルオリゴマー / 分子内磁気的相互作用 / π共役オリゴマー / 縮合多環構造 / ヘテロ原子 / 巨大π電子系分子 / 有機ポリマー / 有機化学 / 構造有機化学 / 安定有機中性ラジカル / 有機元素化学 |
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| 研究成果の概要 |
縮合多環構造を持つ安定有機中性ラジカルであるトリオキソトリアンギュレン（TOT）の高い酸化還元能や自己集合能に基づく多彩な機能発現を基盤として、以下の３つの物質開拓指針に基づいた分子設計・合成を行った。A）TOT骨格内部に硫黄原子を組み込んだ類縁体、B）TOT骨格を連結した巨大π電子系有機中性ラジカル、C）TOTを担持した一次元ポリマー
また、合成した各分子について酸化還元特性や電子スピン構造を解明し、有機二次電池の正極活物質など、電子材料としての機能を調査した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、縮合多環型炭化水素を基盤とした有機中性ラジカル「開殻グラフェンフラグメント」について、多くの新規分子の合成と機能開拓を達成してきた。本研究の最大の特色と独創性は、我々がこれまで培ってきた安定有機ラジカルについての研究成果を基にした物質設計や機能探索を行うことにある。電子スピン非局在型有機中性ラジカルは基礎・応用の両面においてまだほとんど未開拓の研究分野である。本申請研究の遂行により、未知の物性・機能の発現が期待でき、さらに近年注目されているグラフェンの化学や物理の発展・深化にも大きく貢献できる。
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