研究課題/領域番号 |
16H04183
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
近藤 篤 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60533619)
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研究分担者 |
田中 秀樹 京都大学, 工学研究科, 准教授 (80376368)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2016年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 細孔体 / 吸着 / 分離 / 柔軟性 / 細孔性材料 / 構造・機能材料 / 吸着分離 / 配位高分子 |
研究成果の概要 |
持続可能な社会の実現に向けて選択的ガス吸着分離技術を向上させることを目的として、結晶性の無機-有機ハイブリッド材料の研究を行った。柔軟性をもつ新規材料の合成に成功し、得られた柔軟性材料の吸着特性を様々な種類の小分子を用いて評価し、分子を取り込みながら吸着が進行すること、および吸着の進行が分子の種類に依存することを明らかにした。また、計算科学的手法を用いて混合ガス・蒸気の選択性を評価するとともに、混合ガス・液体の分離特性を評価するシステムを構築し、実験的にそれらの特性を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで殆ど知られていなかった構造柔軟性材料の吸着において、構造と吸着の関係に関する情報を得た。また、それらを制御するための方法論確立のために、複数の物質を合成し、その吸着特性を評価した。これらの結果は、地球温暖化の主たる要因となっているCO2の吸着分離や、アルコールなどの分離技術へと展開が期待される。
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