研究課題/領域番号 |
16H04207
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
藤井 秀司 大阪工業大学, 工学部, 教授 (70434785)
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研究分担者 |
中村 吉伸 大阪工業大学, 工学部, 教授 (70298800)
眞山 博幸 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (70360948)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | リキッドマーブル / 気液界面 / 物質輸送 / 光熱変換 / 吸着 / マランゴニ対流 / 導電性高分子 / 粉体 / ラボ・オン・ウォーターシステム / 光熱変換現象 / 運動方程式 / ラボ・オン・ウォータ ーシステム |
研究成果の概要 |
リキッドマーブル(固体粒子が表面に吸着することで安定化された液滴)をキャリアーとする、光照射による省エネルギー型物質デリバリーシステムを実現化した。具体的には、光熱変換能を有する高分子粒子で安定化されたリキッドマーブルへの光の局所照射により、水面上のリキッドマーブル周囲場に界面張力の空間勾配を生み出し、これを運動の駆動力とする液体(リキッドマーブル内部液)の運動に成功した。また、水面を実験室(ラボ)として捉え、水面上においてリキッドマーブルの崩壊により液体の混合・放出を行う、ラボ・オン・ウォーターシステムの基本概念を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
機能物質のカプセル化が可能なリキッドマーブルを用い、物体の運動に、物質の「運搬」の概念を導入した点、および光照射によって遠隔からオンデマンドで運動のオン・オフおよび方向制御を可能にした点に学術的意義がある。また、光によって誘起された運動を利用して発電機を動かすことができると、現行の電気エネルギーを介する低エネルギー変換効率の太陽光発電とは異なる原理の高効率発電法の開発につながる可能性があり、エネルギー問題の解決に資する。
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