研究課題/領域番号 |
16H04223
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
西原 禎文 広島大学, 理学研究科, 准教授 (00405341)
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研究分担者 |
戸川 欣彦 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00415241)
帯刀 陽子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (30435763)
久保田 佳基 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50254371)
綱島 亮 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (70466431)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
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キーワード | 強誘電 / 単分子 / ポリオキソメタレート / 高密度メモリ / 単分子誘電体 / イオン移動 / 強誘電体 / 分極 / 誘電体 / メモリ / 常誘電 / 誘電率 / 分子エレクトロニクス / 分子デバイス |
研究成果の概要 |
我々は単一分子で恰も強誘電体の様な分極ヒステリシスや自発分極を示す「単分子誘電体(Single-Molecule Electret,SME)」の開発に成功した。この物性はTb3+イオンを内包したPreyssler型 ポリオキソメタレート分子において観測された。内包されたTb3+イオンは分子内の二カ所の安定サイトのいずれか一方に局在する。この状態で電場を加えると,分子内イオン移動が誘起され,それに伴って分子分極反転が起こる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において,単一分子で恰も強誘電体の様な分極ヒステリシスや自発分極を有す「単分子誘電体」の開発に成功した。当該成果は,既に頭打ちとなっている記録媒体の記録密度の大幅な向上に繋がるものと期待される。実際,この研究でターゲットとしたPreyssler型 ポリオキソメタレート分子は高い水溶性,耐熱性など,実用化に適した多くの性質を有している。
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