| 研究課題/領域番号 |
16H04235
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
機械材料・材料力学
|
|---|
| 研究機関 | 京都大学 |
|---|
研究代表者 |
琵琶 志朗 京都大学, 工学研究科, 教授 (90273466)
|
|---|
| 研究分担者 |
石井 陽介 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70781706)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
| 配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
|
|---|
| キーワード | 機械材料・材料力学 / 超音波 / 非破壊評価 / 密着界面 / 周波数ミキシング / 高調波 |
|---|
| 研究成果の概要 |
固体同士の密着界面における超音波の非線形周波数ミキシング現象を解明するための理論的ならびに実験的研究を行った。具体的には、非線形スプリング界面モデルに基づいて密着界面における周波数ミキシングや高調波発生を解析し、入射波の周波数や入射角、界面の線形・非線形パラメータの影響を明らかにするとともに、理論解析で見出された定性的特徴をアルミニウム合金ブロックの接触界面に対して実験的に検証した。また、材料非線形性による周波数ミキシングや密着欠陥における線形・非線形超音波挙動に関する検討も行った。これらの検討により、周波数ミキシング特性に着目した密着界面型欠陥の評価を行う上での基礎的な知見が得られた。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では密着界面における超音波の周波数ミキシングや高調波発生に関して非線形界面モデルに基づく理論解析および実験的検証が行われ、密着界面の線形・非線形パラメータがこれらの非線形超音波特性に与える影響が明らかになるなど、学術的に興味深い成果が得られた。本研究は周波数ミキシングを密着界面型欠陥の非破壊評価に適用するための基礎的検討と位置づけられ、本研究をさらに発展させることで各種の輸送機やプラントの構造健全性を確保するための非破壊欠陥評価法の充実につながることが期待できる。
|
