研究課題/領域番号 |
16H04249
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
林 照剛 九州大学, 工学研究院, 准教授 (00334011)
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研究分担者 |
黒河 周平 九州大学, 工学研究院, 教授 (90243899)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | ナノ粒子 / ブラウン運動 / 並進拡散 / 回転拡散 / 蛍光プローブ / 粘度 / 拡散係数 / 蛍光色素 / 並進拡散係数 / 回転拡散係数 / ナノ粒子粒径計測 / 粒径計測 / 蛍光偏光法 / 精密研磨 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,ナノ粒子の平均粒径を高精度に測定し,その値の保証を行うための新たな計測技術の確立を目指し,蛍光ナノプローブを利用した蛍光光子相関法によるナノ粒子平均粒径の計測方法を提案した.研究期間中に構築した,蛍光プローブの光子相関信号の計測システムを用い,ナノ粒子に修飾された蛍光色素(蛍光ナノプローブ)の並進拡散係数を安定して測定できることを確認し,ポリスチレン粒子に標識された蛍光色素の並進拡散係数がナノ粒子の粒径の変化に対応して変化することを確認し,提案手法によるナノ粒子の平均粒径計測が実現する可能性を示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
液層中のナノ粒子の粒度分布評価は,溶媒中のナノ粒子の球相当径を測定する方法が一般的である.しかしながら,その計測には,溶媒の粘度の測定が必要であり,事前にナノ粒子の分散する溶媒の粘度を正確に推定することは困難である.本研究課題は,ナノ粒子の分散する溶媒の粘度およびナノ粒子の粒径の測定が同時に行うことを提案するものであり,提案手法により,拡散法で評価されるナノ粒子の粒度分布測定の不確かさ評価が可能になると考えられ,その学術的意義は大きい.また,ナノ粒子の平均粒径の保証が行えるようになれば,その工業的価値は高く,社会的な意義も大きいと考えられる.
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