研究課題/領域番号 |
16H04250
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
楢原 弘之 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (80208082)
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研究分担者 |
中谷 久之 長崎大学, 工学研究科, 教授 (70242568)
是澤 宏之 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (70295012)
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研究協力者 |
清水 章充
ロドリゲス シーロ
田坂 明大
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | 付加製造法 / アディティブ・マニュファクチャリング / 3Dプリンター / Additive Manufacturing / 3D Printing / 積層造形法 / 高速プロトタイピング / ラピッドプロトタイピング / マルチマテリアル |
研究成果の概要 |
積層造形法で使用可能な樹脂材料の多様化に伴い、異種材料によるマルチマテリアル積層造形を可能とする成形方法について、積層界面の接合問題に焦点を絞って研究を実施した。機械的粗面処理の効果、大気圧プラズマによる化学的表面活性処理の効果、および窒素雰囲気環境下の効果を調べた。窒素雰囲気では大気での結果よりも破断強度の向上が見られた。 機械的粗面化処理(アンカー効果)や化学的表面活性処理(大気圧プラズマ処理)は、材料接合強度の向上方法として認識されているが、それらの処理は積層造形法特有のプロセスの影響を無視できないと考えられる。積層造形法による破断強度の向上方法については、さらなる調査が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
積層造形法で使用可能な樹脂材料は年々増加してきている。また樹脂の種類も多様化してきているが、異種材料によるマルチマテリアル積層造形については、まだ十分に研究されていない。異種材料によるマルチマテリアル積層造形を可能とする成形方法を研究することは、積層造形法の適用可能分野を拡大することに貢献可能となる。そこで本研究では、積層界面の接合問題に焦点を絞り、材料接合強度向上の方法として認識されている機械的粗面化(アンカー効果)や化学的表面活性化(大気圧プラズマ処理)の処理の効果、および窒素雰囲気造形環境下における効果を研究した。
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