研究課題/領域番号 |
16H04276
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小林 厚子 東京工業大学, 地球生命研究所, 研究員 (50557212)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 静電冷却 / コロナ放電 / コロナ風 / 極低温下 / 過冷却氷晶 / 2重境膜理論 / バイオマグネタイト / 磁気力学 / 過冷却促進 / 電界電磁場 |
研究成果の概要 |
静電冷却とは、静電界内で冷却・熱効果を示す現象として知られているが、低温度環境下で氷晶の温度下降に応用された例はほとんどなく、その物理理論はあきらかではない。そこで本研究は、このモデルに基づき、過冷却氷晶状態から迅速に熱を奪うことによって、固体結晶化する技術を確立することを目的とした。まず常温でコロナ風を発生させ、物質移動の効果を検討した。またコロナ風による熱移動の促進の効果の測定に成功した。現在低温度環境下での設定をおこない、成果をあげつつある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、静電界内で冷却・熱効果を示す現象として知られている静電冷却の物理現象を凍結技術に応用することに着想した点である。 予想される結果と意義は、冷凍技術の向上を図ることは、計画的な食糧保存・ 原種の長期保存に期待できる点である。またiPS細胞・ES細胞・精子・卵子の凍結保存技術に向けた医療への応用が大いに期待される。
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