研究課題/領域番号 |
16H04284
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
後藤田 浩 東京理科大学, 工学部機械工学科, 准教授 (00434712)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
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キーワード | 燃焼工学 / 燃焼振動 / 非線形力学 / 複雑ネットワーク / 燃焼 / 熱工学 / 力学系理論 / 吹き消え / 記号力学 / 複雑系科学 |
研究成果の概要 |
本研究は,これまでの熱工学分野で取り入れられていない先進的な複雑系数理の基礎理論を用いて,燃焼振動の流体力学的構造の解明を行った. また,工学的・工業的に重要な燃焼振動の予兆検知法を提案した. 乱流ネットワーク内の強度の高い剥離渦の形成が,燃焼振動の非線形ダイナミックスに重要な役割を演じている. 水平可視グラフのモチーフと主成分分析を組み合わせた方法論は,燃焼振動の予兆検知を可能にする.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
燃焼振動が生じると,燃焼器の致命的な破損やライフサイクルの低下を引き起こす. そのため,燃焼振動の機構の基礎的解明や予兆検知技術の構築は発電用ガスタービンエンジンや航空エンジンなどの燃焼器開発において重要である. 本研究は,複雑系科学の理論とその数理技術を用いて,燃焼振動の時空構造の解明や新しい予兆検知法の提案を行ったものである. 本研究期間内に得られた研究成果は,学術的・社会的に意義が高い.
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