研究課題/領域番号 |
16H04297
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
齋藤 滋規 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (30313349)
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研究分担者 |
高橋 邦夫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (70226827)
鞠谷 雄士 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (70153046)
山本 貴富喜 東京工業大学, 工学院, 准教授 (20322688)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | マイクロ・ナノメカトロにクス / 生産技術 / 生体模倣 / マイクロロボティクス / 静電チャック / 微細毛構造 / 表面柔軟性 / ウォータージェット加工 / 3Dプリンター / 双極型 / 静電吸着 / リソグラフィー |
研究成果の概要 |
本研究では,ヤモリ指先の微細毛構造にヒントを得て,静電力により対象物を自在に吸着(把持)・離脱可能にする「微細毛静電吸着デバイス」を創製した.これにより,従来,取り扱いが困難だった対象物をハンドリング(物体操作)可能にする技術を実現した.具体的には,導電性の芯を持つ微細毛静電吸着モジュールを積層したデバイスを実現し,産業化への視野も入れた大量生産可能なモジュール製作方法を提案し,従来ハンドリング困難だった(壊れ易い微小部品,金属箔,紙,プラスチックフィルム,布などの)対象を柔軟に把持・離脱するための,「確実な吸着」と「容易な離脱」の両立を可能にする物体操作技術体系を確立するための基礎を築いた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「微細毛静電吸着デバイス」は,これまでの申請者らの研究成果蓄積をベースにしており,次世代のフレキシブルエレクトロニクスを含めた多くの分野での自動化生産技術の基盤をなりうる潜在的な可能性を持っている.研究成果を社会に実装することにより,次世代情報化社会の基盤構築に大きく貢献することが可能である.
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