研究課題/領域番号 |
16H04317
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
竹野 裕正 神戸大学, 工学研究科, 教授 (90216929)
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研究分担者 |
中本 聡 神戸大学, 工学研究科, 助手 (10198260)
市村 和也 神戸大学, 工学研究科, 教室系技術職員 (20756001)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 核融合 / 新エネルギー / 直接発電 / プラズマ・核融合 |
研究成果の概要 |
ヘリウム3燃料反応に対する核融合直接発電システムは,カスプ型と進行波型の二種の変換器で構成され,従来は個々別々に研究が進められてきた.本研究課題では,既存装置の拡張による模擬実験および数値計算で,両変換器の統合に伴う問題を初めて扱った.カスプ型変換器でのイオン間分離では,新分離手法の提案と数値計算によるその有効性の分析を,進行波型変換器の動作では,ビームの散乱に伴う問題の解決を,それぞれ行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核融合直接発電は,先進燃料核融合を直接の対象とする,将来のエネルギー問題に関わる技術である.核融合研究と同様,その規模の大きさから,長期間にわたる研究を積み重ねる必要があり,本研究課題もその一段階と言える.従来の研究成果に基づいて,研究段階を一段上昇させる位置づけであり,新段階の初期研究としての成果が得られたものと言える.研究の過程で,進行波型変換器のトップデータが得られた意味は大きい.
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