研究課題
基盤研究(B)
本研究では,GaNパワーデバイスを用いたPWMインバータの高効率化を目的とした回路実装技術の研究を行い,ゲート駆動回路およびインバータ回路周辺の実装手法について検討を行った。さらに,回路の小型を想定した電流制御手法の提案を行い,その妥当性と課題について明らかにした。これらの検討事項の妥当性を確認するために,1MHzスイッチング動作のインバータ回路の動作検証を行い,さらに応用技術に関する考察を行った。
家電・産業機器の省エネルギー化や多機能化を実現するためには,高効率な電力変換回路の需要が今後さらに増加する。電力エネルギー利用の有効活用のためには,制御可能周波数帯域がより高くなることが要求されている。本研究では,100 kHzまでの電力を利用することを前提として,GaNパワーデバイスを用いた回路実装技術の研究,およびその実証試験を行った。以上のことより,100 kHz帯域の電力エネルギー利用に向けた可能性を示した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 3件)
Chinese Journal of Electrical Engineering
巻: 4 号: 3 ページ: 47-52
10.23919/cjee.2018.8471289
電気学会論文誌D(産業応用部門誌)
巻: 138 号: 2 ページ: 135-140
10.1541/ieejias.138.135
130006329432