研究課題/領域番号 |
16H04340
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
齊藤 晋聖 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (20333627)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 光デバイス・光回路 / 光ファイバ / 空間分割多重 / マルチコアファイバ |
研究成果の概要 |
本研究では、マルチコアファイバ技術、およびマルチモード制御技術に関する研究を実施した。非結合型マルチコアファイバにおいて、6モード 19 コアファイバにより従来の単一モードファイバと比較して60倍以上、10モード12コアファイバにより90倍以上の空間多重密度が実現可能であることを明らかにした。また、結合型マルチコアファイバにおいて、強結合状態となるか弱結合状態となるかはファイバの曲げ半径に大きく依存しており、伝送路の曲げ状態を考慮して構造設計する必要があることを明らかにした。さらに、平面光波回路に基づくモードスクランブル型モード合分波器の構成法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、マルチコアファイバ技術とマルチモード伝送技術の融合による空間分割多重伝送における多重効率の上限を明確化することができた。また、光ファイバ単体での大容量化のみならず、モード制御デバイスまでも含めて空間分割多重伝送のための基盤技術を確立し、将来の毎秒ペタビットからエクサビット級の光ファイバ通信実現に向けての研究開発環境を整えた。
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