研究課題/領域番号 |
16H04364
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山里 敬也 名古屋大学, 教養教育院, 教授 (20252265)
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研究協力者 |
木下 雅之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 可視光通信 / 高速認識 / 高速二眼カメラ / 高速認識・通信統合システム / イメージセンサ通信 / 車車間路車間通信 / 可視光ID / 車輌周辺環境の高速認識 / 高速度カメラ / 信号処理 |
研究成果の概要 |
本研究では,可視光通信によるインフラ協調型安全運転支援システムの実現を目的に,車輌周辺環境の高速認識・通信統合システムについて検討した.具体的には,申請者がこれまで行ってきたイメージセンサを用いたITS可視光通信を発展させ,まず,カメラを2台に増やしたステレオ構成とし,時空間画像と時空間断面画像の解析を行った.結果として,最大比合成受信が有効であるとこ,また,サブピクセル単位での推定を行うことで,高精度な測距が実現できることが分かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,可視光通信によるインフラ協調型安全運転支援システムに適用できる.とりわけ,本研究で明らかにしたサブピクセル単位での距離推定手法では,60m の距離で数10cm以下の測距特性を実現でき,有効性が高い.また,それに必要な演算処理も少なく,実用的である.なお,イメージセンタ可視光通信を対象に検討してきたが,LED信号機が点滅していることを考えると,測距については,十分適応可能であり,今後,その評価を行いたい.
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