研究課題/領域番号 |
16H04371
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
菊池 弘昭 岩手大学, 理工学部, 准教授 (30344617)
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連携研究者 |
石山 和志 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (20203036)
枦 修一郎 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (90324285)
薮上 信 東北大学, 医工学研究科, 教授 (00302232)
竹澤 昌晃 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (20312671)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 磁気インピーダンス / 薄膜 / 磁壁共鳴 / 磁界センサ / 磁壁移動 / 電磁非破壊評価 |
研究成果の概要 |
薄膜を利用した磁気インピーダンスセンサ素子における低周波で確認された特異な現象について, 磁壁の移動を考慮した理論計算及び実験的考察から, その要因が磁壁共鳴によることを明らかにした。この現象を利用した磁気センサの可能性について検討し, 数10MHzの周波数領域で, 高感度な磁界センサの実現可能性があることを明らかにした。また, この磁気センサに関連して直流バイアス電流が素子の感度改善や非対称性を示すことを実験的に示し, その要因が素子断面形状に起因する可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薄膜の磁界センサは100MHz以上の高周波領域においては, ある程度高感度を期待できるが, 駆動・検出回路の作製が高コスト化の要因となった。今回の研究成果により汎用回路の利用で駆動・検出回路と整合する周波数領域で高感度を実現し得ることが明らかにされたので, 低コストな高感度センサを期待できる。薄膜利用なことから小型化も期待でき, 高い空間分解能の可能性があり, 電磁非破壊評価における局所領域の検出に貢献できる。このことは, 人々の安心な暮らしの実現に資する。
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