研究課題/領域番号 |
16H04393
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
川端 雄一郎 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 主任研究官 (10508625)
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研究協力者 |
山田 一夫
小川 彰一
Toutlemonde Francois
Seignol Jean-Francois
Martin Renaud-Pierre
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2018年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2017年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | コンクリート / アルカリシリカ反応 / 遅延エトリンガイト生成 / 診断 / 予測 / 維持管理 / 膨張 / 性能予測 |
研究成果の概要 |
アルカリシリカ反応(ASR)や遅延エトリンガイト生成(DEF)などのコンクリートの膨張劣化(ISR)に対する診断技術および予測技術の構築に関する研究を行った。まず診断技術として,ASRでの骨材およびペーストの微細損傷やDEFのギャップの生成など,その劣化の特徴を評価した。次に,ASRに関して,微細構造を反映した予測モデルを構築し,既存の数値解析に実装した。さらに,膨張予測のための試験法を検討した。また,数値解析と本試験法との併用によって,野外に暴露されたコンクリートの膨張挙動を概ね予測することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果として,コンクリートの劣化現象に対して,微細構造の観点からアプローチし,種々の機器分析で様々な現象を解明することができた点は学術的意義が大きい。また,工学的観点で,室内試験と数値解析の併用によってコンクリートの膨張を概ね予測できるようになったことは,将来的な構造物の効率的な維持管理や長寿命化に寄与することができる点は社会的にも意義が大きい。
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