研究課題/領域番号 |
16H04409
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 京都大学 (2017-2019) 徳島大学 (2016) |
研究代表者 |
渦岡 良介 京都大学, 防災研究所, 教授 (40333306)
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研究分担者 |
森口 周二 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (20447527)
上野 勝利 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (70232767)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 数値解析 / 地盤と構造物 / 変形予測 / 不確実性の評価 / 信頼性 |
研究成果の概要 |
数値解析による地盤の変形予測について、従来の決定論的な予測ではなく、各種モデル化の不確かさの定量化に基づく確率論的な予測を行い、予測結果の信頼性を向上させるを目的とする。数値解析による地盤の変形予測精度は、模型実験や現場計測事例との比較を通じて数多く検討されているが、変形予測の客観的な精度が保証されておらず、予測精度は実験者と計算者に強く依存している。本研究では、近年機械分野で導入が進んでいる数値解析のV&Vの考え方に基づき、模型実験と数値解析の比較において、各種モデル化の不確かさの定量化に基づいて数値解析の妥当性を確認し、信頼性・信用性を高めた変形予測解析の方法論を提案する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
模型実験および数値解析の両者で各種モデル化の不確かさを考慮することによって、従来主観的であった数値解析の妥当性の確認が客観的で合理的なものとなる。また、数値解析の変形予測精度の客観的な評価に基づき、信頼性・信用性を高めた変形予測解析の方法論を確立することで、様々な地盤解析の信頼性向上に寄与することができ、実務設計における数値解析の合理的利用が促進される。 本研究では粘性土地盤の変形解析を対象として、種々の不確実性を考慮し、数値解析の変形予測精度の客観的な評価を行った。V&Vの考え方に基づき地盤の変形予測解析の信頼性・信用性を高める方法論を示した先例となるものである。
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