研究課題/領域番号 |
16H04427
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
多々納 裕一 京都大学, 防災研究所, 教授 (20207038)
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研究分担者 |
梶谷 義雄 香川大学, 創造工学部, 教授 (80371441)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2016年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 生産能力回復曲線 / 機能的フラジリティ曲線 / ライフライン途絶抵抗係数 / ケインズ型クロージャ / SCGEモデル / サプライチェーン途絶影響 / 東日本大震災 / 西日本豪雨 / 災害復興分析 / 応用一般均衡分析 / 企業間取引データ / 空間的一般均衡モデル / 代替生産 / サプライチェーン / 大規模地震災害 / 交通工学・国土計画 / サプライチェーン損傷 / 残存操業能力 / 産業回復過程 |
研究成果の概要 |
災害発生後から復旧・復興に至る災害の全過程を通じて経済にもたらされる被害の整合的な評価のための方法論の開発を目的とする.具体的には、地震動や浸水深等の災害外力,ライフラインの利用可能性と産業の残存操業能力との関係を計量化するモデルを開発し,東日本大震災への適用を通じて方法論の有効性を検証するとともに,東日本大震災後に実施した企業アンケート調査結果,及び,大規模企業間取引データを用いて,サプライチェーン損傷の影響を分析しうる方法論の開発し,大規模災害に伴う経済復興過程の解明に貢献した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サプライチェーンの寸断を含む災害の経済影響を計量化するための分析の方法論が示された。この方法を用いれば、災害発生直後に、即時的に、影響を直接受けた地域の産業からの財・サービスの供給の変化や、サプライチェーンの寸断などによって直接被災していない地域における経済活動の停滞を予測できるようになる。この結果を用いれば、災害直後により適切な対応策を実施することを可能とする。
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