研究課題/領域番号 |
16H04462
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
大嶋 拓也 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (40332647)
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研究分担者 |
平栗 靖浩 近畿大学, 建築学部, 准教授 (90457416)
奥園 健 神戸大学, 工学研究科, 助教 (40727707)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 建築環境・設備 / 都市環境音響 / 騒音伝搬予測 / 地表面音響特性 / リモートセンシング / 気象観測 / 土壌水分 / ノイズマップ / 土中水分 / マッピング |
研究成果の概要 |
環境騒音伝搬に大きく影響する地表面音響特性の,広域における時空間変動の様相は明らかではない。そこで,気象・地中水分・地表面音響特性の定点観測結果から地表面音響特性の時間変動モデルを導出し,さらに多バンド航空写真から推定した地表面種類分布と時間変動モデルを統合することにより,地表面音響特性時空間変動モデルを確立した。確立したモデルを用いた音響伝搬計算から,地表面音響特性の時空間変動の考慮の必要性が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の展開として,気象予報と本研究成果のモデルから動的に算出した「騒音予報マップ」の作成・活用により,騒音源たる交通流および航空機飛行経路の制御,個人の暴露抑制行動誘発など,社会的な騒音暴露抑制手段に道が開かれる。また,地表面音響特性分布マップを活用し,都市全体における吸音力配置の現状把握および改善提案を行うような,新たな視点に基づく都市計画的な騒音政策が考えられる。これらにより,最終的には騒音による国民の健康リスク低減が見込まれる。
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