研究課題/領域番号 |
16H04470
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野城 智也 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30239743)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | IoT / Local Integrator / IoT-Hub / 相互接続 / 世代管理問題 / ライフサイクル / Web-API / 状況認識 / 相互接続性 / 住宅 / 不都合な組み合わせ / 生産管理 / ライフサイクル・マネジメント / スマートハウス / 多世代管理 / local Integrator |
研究成果の概要 |
人工環境のそれぞれの「場」に、複数種のIoTアプリケーション・ソフトウエアが作用する際に不具合が生じないよう、個々の場の状況にあわせてコマンド間の優先度を与えることができる統「場所単位での統合的機能調整システム(local Integrator)」の構成を考案・試作し、プロトコルの相違や、プライベート・クラウドの枠を超えて有効に働きうることを確認した。 このシステム構成(IoT-Hub方式)を前提に、ソフトウエアの更新間隔と、人工環境を構成するThingsの更新間隔の相違によって、ライフサイクルのある段階でIoTが機能しなくなるリスク(世代管理問題)への対処方策について検討し、知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主題とした「場所単位での統合的機能調整システム(Local Integrator)」は、建築学が取り扱ってきた人工環境(物理的世界)と、サイバー空間とを連携させる仕組みで、新たな学術分野開拓の緒となることが期待される。 また、考案したIoT-Hubと呼称するシステムの構成は、単一主体が全てのデータセットを占有するのではなく、個人のプライバシー・人権の保護を大前提に、アントレプレナーを含む多様な主体のノウハウ・情報・データを尊重しつつ組み合わせ、様々なIoTサービスを人工環境で生み出していくための基盤となりうるという、社会的意義をもつ。
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