研究課題/領域番号 |
16H04480
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
布野 修司 日本大学, 生産工学部, 特任教授 (50107538)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | アーバンヴィレッジ / 都市組織 / 都市住宅 / 都市村落 / 居住環境整備 / カンポン / KIP / アーバン・ヴィレッジ / メガシティ / 住宅類型 / アジア / 住居類型 / エコハウス / ショップハウス / コミュニティ / メガ・シティ / アーバン・ヴィレッジ(都市村落) |
研究成果の概要 |
本調査研究は、かつて(20年~30年前)調査した街区(都市組織)を同じフォーマットで調査することを大きな特徴とするが、スラバヤ、バンコク、コルカタ、ジャイプル、北京、西安について調査を実施し、さらに新たにカイロについても同様の調査を実施することが出来た。 共通して明らかにしたのは、都市村落の多様化、モザイク化の進行、同じ都市でも急速に現代化が進行する地区、空洞化する地区、アーバン・ヴィレッジの特性を依然として維持する地区などが分離しながら併存していることである。 そして、居住環境整備の手法としてのカンポン・インプルーブメント・プログラムの新たな展開が大きな示唆を与えることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
21世紀半ばに100億人に達する世界の人口増加のほとんどは熱帯地域の大都市である。その人口増加を支える居住地となる アーバン・ヴィレッジについて、ユーラシア全体を視野に入れて、大きく類型化するとともに、この20~30年間の変化を明らかにしたことにおいて、本研究は大きな学術的意義を有している。 そして、アーバン・ヴィレッジの居住環境整備の今後の指針について、その方向を、特にスラバヤのカンポン・インプルーブメント・プログラムの展開をもとに明らかにしたことは、実践的な意義がある。また、この指針は、発展途上地域のみならず、日本の居住環境整備、集合住宅計画、街区設計にも大きな示唆となるものである。
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