研究課題/領域番号 |
16H04525
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
千野 靖正 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 研究グループ付 (50357498)
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研究分担者 |
中野 裕美 豊橋技術科学大学, 教育研究基盤センター, 教授 (00319500)
馬渕 守 京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (00358061)
鈴木 一孝 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 主任研究員 (60357275)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | マグネシウム合金 / 集合組織 / 組織 / 成形性 / 双晶 / 構造・機能材料 |
研究成果の概要 |
マグネシウム合金中の変形双晶の生成を制御し、マグネシウム合金板材の室温成形性を改善する手法を検討した。そこでは、圧延中に多くの微細双晶が生成するMg-Ca系合金を対象として、効果的に双晶を導入することができる「曲げ引張り加工」を利用することにより、集合組織形成を制御し、優れた室温成形性を付与することを目指した。その結果、曲げ引張り加工法により集合組織の制御が可能であり、それに連動して室温成形性が改善することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マグネシウム合金の有する強み(軽量性)を活かした輸送機器用構造部材を実用化するためには、大型・高寸法精度部材の大量生産が必要不可欠となる。そのためには、室温成形性の向上は必須かつ最適な手段である。本研究では、マグネシウム合金の双晶形成を制御し、それに基づいた材料設計により室温成形性を飛躍的に改善することを目的としている。本技術が実現すれば、マグネシウムが元来有する強みと相まって、社会的に高い波及効果を期待することができる。
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