研究課題/領域番号 |
16H04537
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
松本 洋明 香川大学, 創造工学部, 教授 (40372312)
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研究分担者 |
本間 智之 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (50452082)
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研究協力者 |
Velay Vincent
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 構造・機能材料 / チタン合金 / 超塑性変形 / 不均質組織制御 / 準安定組織制御 / 応力緩和機構 / 不均質組織 / 準安定組織 / 高温塑性 / 超塑性 / 組織制御 / ヘテロ組織形成 |
研究成果の概要 |
本研究では航空機Ti合金の超塑性特性の高度化を目指し,動的組織変化を利用した応力緩和機構の活性化に着目した不均質組織制御の新しい組織の指導原理の開発を目指した。その結果,準安定組織を利用し,また伸長粒や粗大粒を適切な分量で制御する事で変形過程にて動的再結晶が活性化され,応力緩和機構として有効に作用する事を見出した。また準安定組織にて最適なα/β量比とし,更には濃度不均一なduplex組織を形成する事で拡散・相変態が促進され,応力緩和機構として有効に作用する事も見出した。開発した準安定組織・不均質組織制御は航空機Ti合金の超塑性特性を高度化する新しい組織設計の指導原理として強く期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
航空機Ti合金において粒界すべりの活動と応力緩和機構の発現を最適にバランスする準安定組織・不均質組織を軸とした新しい組織設計の指導原理を構築した。社会的意義としてもTi合金の低温・高速超塑性加工を実現する新組織・プロセス設計の指針を明示した。
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