研究課題/領域番号 |
16H04574
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
西島 謙一 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (10262891)
|
研究分担者 |
小野 悦郎 九州大学, 医学研究院, 教授 (00160903)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
|
キーワード | ニワトリ / 生殖細胞 / ゲノム編集 / ウイルス / インフルエンザ / 始原生殖細胞 / 抗ウイルス / 応用動物 / 感染症 / IFITM10 / ウイルス感染性 / 畜産学 |
研究成果の概要 |
ニワトリIFITM10がVSV-Gシュドタイプ型ウイルスの感染性を若干低下させることが示された。また、発現ベクター構築が可能なサイズのMuc13の過剰発現によっては強い抗ウイルス活性を持たせることは難しいことが示唆された。このため、巨大ムチンの発現系を構築中である。 また、長期培養した始原生殖細胞株の遺伝子導入及びゲノム編集条件を検討し、効率よい条件を見出した。実際にCRISPR/Cas9を用いて、EGFP遺伝子をノックインしたゲノム編集ニワトリの作製に成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、長期培養した始原生殖細胞を用いることにより、ゲノム編集を含めたニワトリの遺伝子改変を効率よく行えることが示された。一方、抗ウイルス活性が期待できる遺伝子候補の解析を進めつつあり、これらを融合してニワトリでのインフルエンザ流行抑制技術へつなげてゆくことが期待できる。逆に、ウイルス感受性が特に高いニワトリを作製し、侵入したばかりのウイルスを感度良く検出するために利用するなども期待できる。
|