研究課題/領域番号 |
16H04578
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
近藤 昭彦 神戸大学, 科学技術イノベーション研究科, 教授 (40205547)
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研究分担者 |
田中 勉 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (90436551)
松本 拓也 神戸大学, 科学技術イノベーション研究科, 特命助教 (40727161)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | バイオリファイナリー / 代謝工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、基幹化合物に対するネガティブレギュレーションが解除された微生物を創製する。微生物を用いたものづくりは、必ず代謝系に存在する有機酸やアミノ酸などの基幹化合物から合成されるが、これらの化合物の生産は、フィードバック阻害をはじめとして厳密に、かつ適量に制御されている。アミノ酸生産に関する合成制御をそれぞれ解除した有用化合物生産のための基幹化合物を生産する微生物の構築を行い、またバイオマス資化能と組み合わせることで高効率な物質生産技術の開発に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CO2削減や持続可能な社会の構築に向けたCSRの観点から,再生可能なバイオマスを原料とする微生物を用いた有用物質生産・エネルギー生産に関する研究開発に取り組む企業が増えてきている。しかし、微生物は、導入された遺伝子回路をそのまま発現することはほとんどない。その原因は生産量を制限するネガティブ制御がはたらくために、導入した生産経路が発揮されないからである。本研究では、その制御・阻害を解除することで、生産量を大きく向上させることに成功した。
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