研究課題/領域番号 |
16H04589
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
宮坂 武志 岐阜大学, 工学部, 教授 (60303666)
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研究分担者 |
朝原 誠 岐阜大学, 工学部, 助教 (40633045)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 宇宙推進工学 / 電気推進 / ホールスラスタ / クラスタシステム / プルーム干渉 / 推進・エンジン / ロケット / 航空宇宙流体力学 / プラズマ計測 |
研究成果の概要 |
大電力電気推進システムの実現を目的に、ホールスラスタシステムのクラスタ化を念頭にマグネチックレイヤ型ヘッド2基を有するSBSシステムを用いて中和器位置依存性に着目し、評価を行った。その結果、中和器位置が推力等に影響を及ぼすことが明らかになった。 これは主にプルーム発散が主要因になっていることが示された。また、磁場引加方向の組み合わせがプルーム発散に与える影響を数値解析により明らかにした。アノードレイヤ型SBSシステムにおいても予備評価を実施し、干渉効果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた複数ヘッドを有するホールスラスタシステムのヘッド干渉効果に関する知見は、ホールスラスタクラスタシステムの最適設計指針、最適作動指針導出の基礎となるものである。本成果を適用することによりクラスタ化が実現すれば大電力電気推進機の達成に結び付き、燃費を意味する比推力の高い電気推進機の大電力が実現することで、長期間、大型宇宙ミッションの可能性が大きく広がるものと期待できる。
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