研究課題/領域番号 |
16H04610
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
井上 朝哉 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 研究プラットフォーム運用開発部門, 主任技術研究員 (10359127)
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研究分担者 |
田原 淳一郎 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (30280366)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 掘削データ融合解析 / Stick-Slip / 多段式非接触信号電力同時伝送 / 掘削データ / 非接触給電・通信同時伝送 / ドリルパイプ / 海洋掘削 / 水中非接触給電 / 船上掘削データ / 海洋工学 |
研究成果の概要 |
地球深部探査船「ちきゅう」船上にて、掘削制御システムから掘削データを取得・伝送し、プログラム言語環境にて読み込むリアルタイム解析システムを構築した。 一方で、掘削データを用いたドリルビット挙動、掘削地層特性、ドリルパイプに作用する応力の推算手法の構築を行った。そして、前述のシステムに組み入れて、科学掘削中などにデモンストレーションを行い、その有効性を確認した。 ケーブル内蔵ドリルパイプ開発に向けて、シミュレーションおよび実験による多段式非接触信号電力同時伝送の基礎特性把握を行った。更に、実ドリルパイプにコイルを装備した実環境での伝送試験を実施し、実現性の評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋掘削において得られる限られた情報である掘削データの直接的な活用を図り、掘削データを活用したリアルタイム解析システムの基盤技術を創出したことは大きな意義をなす。 その中で、船上掘削データから掘削地点の情報であるドリルビット挙動や掘削地層特性を示唆する情報の創出を図り、その可能性を得た。 また、本研究で得た多段非接触信号電力同時伝送の基本特性は、本研究が対象としたケーブル内蔵ドリルパイプのみならず、他分野での活用が期待される。
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