研究課題/領域番号 |
16H04615
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
新苗 正和 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (50228128)
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研究協力者 |
鈴木 祐麻
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | 汚染土壌 / 不溶化 / 長期安定性 / 重金属類 / 酸化マグネシウム / 土壌汚染防止 / 地圏環境修復 / 地球・資源システム工学 / 汚染土壌対策 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 環境対応 |
研究成果の概要 |
酸化マグネシウムによる重金属類汚染土壌の不溶化に関して系統立てて検討した。その結果、酸化マグネシウムは、重金属類の不溶化に非常に効果的であり、しかも長期安定性に優れていることが分かった。これらのことから、酸化マグネシウムは多種の重金属を含有する複合汚染土壌の不溶化処理に非常に適した不溶化剤であることが分かった。また、セレンに関しては、人為的汚染土壌では不溶化のために第一鉄塩の添加が必要であるが、自然由来汚染土壌に対しては、酸化マグネシウムのみで不溶化効果を示すことも明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
酸化マグネシウムによる不溶化効果のメカニズム及び長期安定性を定量的に評価、解析できた。これは、長期安定的な重金属類汚染土壌の不溶化処理に有効な技術であることを明らかにしたものであり、社会的にも高い意義のある研究である。
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