研究課題/領域番号 |
16H04779
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
J・R・H Tame 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 教授 (00336588)
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研究分担者 |
池上 貴久 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 教授 (20283939)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2016年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 人工たんぱく質 / 構造解析 / protein design / artificial protein / 人工タンパク質 / タンパク質設計 / X線構造解析 / ナノバイオテクノロジー / タンパク質構造解析 / 多量体 / ナノクラスター |
研究成果の概要 |
いくつかの新規タンパク質が作製され、そしてそれらが別々のサブユニットから自己集合する能力について試験された。 様々なポリオキソメタレート(POM)クラスターおよび対称性が一致する対称人工タンパク質を組み合わせて、我々が以前に設計および記載したピザと呼ばれるタンパク質との大規模ハイブリッドアセンブリを構築した。 様々な生物物理学的技法を使用してPOM-ピザ相互作用を測定し、複合体の結晶構造を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いくつかの癌細胞類は細胞外面にasialo-GM1という糖脂質を提示している。イガイの一種からみつかった新規レクチン(SEVIL)がasialo-GM1の糖鎖部分に結合することがわかった。 すでにSEVILの結晶構造解明に成功しており、このタンパク質から有用な癌検出ツールを開発するためのさらなる研究を進めている。SEVILの糖鎖に対する親和性は、比較的弱いため、SEVILが大きな多量体を形成するようなタンパク質の設計を試みている。これにより、非常に敏感な糖鎖検出ツールを創出できる。
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