研究課題/領域番号 |
16H04791
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
山崎 正和 秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (40373378)
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研究分担者 |
秋山 正和 北海道大学, 電子科学研究所, 助教 (10583908)
鮎川 友紀 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (80586165)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 平面内細胞極性 / PCP / ショウジョウバエ / 発生・分化 / 細胞・組織 / 極性 |
研究成果の概要 |
平面内細胞極性(PCP)は、組織平面において細胞集団の向きが特定の方向に揃う現象である。最近研究代表者らはショウジョウバエを用いた大規模解析から、既知のPCP分子とは全く異なる機能を有するPCP制御分子群(Jitterbug(Jbug)グループ)を同定している。本研究では、ライブイメージング の手法などを駆使して、Jbugグループの機能低下によりPCP異常が惹起される機構を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平面内細胞極性(PCP)とは、組織平面において細胞や毛などの付属器の向きが特定の方向に揃う現象であり、組織・器官の機能発現に重要な役割を果たす。近年、PCP制御系が、膵β細胞の分化や嚢胞腎などに関わることが報告されるとともに、ヒトPCP遺伝子の変異により二分脊椎や僧帽弁逸脱が惹起されることも認知されている。本研究の成果は、組織構築機構の理解のみならず、創薬や医療基盤の創成に資する知見を提供できるものと考えている。
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