研究課題
基盤研究(B)
ヘテロタリック株(交配群I-E)のゲノム解読により、-型ゲノムのみに存在する性染色体様領域を見出し、+型ゲノムには特異的領域がないことを明らかにした。さらに交配群II-A, II-Bおよびホモタリック株(naga37s-1, yama58-3)のゲノムも解読した。また、naga37s-1株のCpMinus1オルソログの発現レベルを形質転換により変動させることで、ヘテロタリック化傾向が強まることが示され、CpMinus1の発現が生殖様式決定に影響を与えることも明らかになった。
陸上植物における有性生殖システムは、ミカヅキモを含む接合藻類段階で獲得されたものを基礎としていると考えられる。本研究では、ヘテロタリズムを行うヒメミカヅキモの性決定機構の実態解明が進み、CpMinus1とその周辺の-型特異的なゲノム領域が一義的に性表現を決めることがあきらかになった。さらに生殖様式の進化にもCpMinus1の発現が深く関わることが示唆された。以上の結果は、植物における性分化、生殖機構の進化とゲノム変化との関係を包括的に理解する上でも、極めて重要な情報となりうると評価できる。
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