研究課題/領域番号 |
16H04845
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 名古屋大学 (2020, 2022) 九州大学 (2016-2019) |
研究代表者 |
岩見 真吾 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (90518119)
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研究分担者 |
立木 佑弥 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (40741799)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 数理モデル / シミュレーション / データ解析 / 進化シミュレーション / 数理モデリング / 配列進化シミュレータ / 配列データ / 数理モデル型アプローチ / 進化シミュレータ / 定量的データ解析 / ウイルス進化 / コンピュータシミュレーション / バイオインフォマティクス / ハイブリッド力学系 / インフルエンザ / 遺伝子配列 / 進化動態 / ビックデータ |
研究成果の概要 |
ハイブリッド力学系により記述された数理モデルおよびその理論(理論生態学)とビッグデータに値する情報として蓄積しつつある病原体の遺伝子配列情報(感染症疫学)を、データ同化の手法(計算機科学)により融合させる事で感染症の流行を予測する研究を実施した。開発したハイブリッド力学系による数理モデルとコンピュータシミュレーションを用いて、現代まで蓄積されている季節性A型インフルエンザの遺伝子配列データを解析した。生態学で歴史的に用いられる個体群動態の理論とデータ同化の手法を相補的に融合させる事で、データの再現性と将来予測の双方にブレークスルーを起こす可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
課題実施期間中に、COVID-19が出現したことを受け、開発したアプローチを発展させて、SARS-CoV-2の進化動態を予測する進化シミュレータの開発にも着手した。早期の流行予測により、医療体制の整備、個人保護具・抗ウイルス薬の最適分配、被害規模の推定等が可能になれば、感染症対策を大きく改善する事に貢献できる。
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