研究課題/領域番号 |
16H04861
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
服部 束穂 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (10164865)
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研究分担者 |
武田 真 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (00432253)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | イネ / 胚乳 / 細胞分化 / 運命特定 / 変異体 / デンプン性胚乳 / アリューロン層 / 並層分裂 / トランスクリプトーム / 細胞増殖 / 植物 / 米 / 種子 / 次世代シーケンサ / 分裂 / 分化 |
研究成果の概要 |
私たちの重要な食料であるコメはイネの種子の胚乳という組織にあたる。胚乳の組織は主にほぼ全体を占める澱粉性胚乳細胞(SE)と一番外側のほぼ1細胞層のみを占める糊粉層細胞(AL)からなる。このような2種類の細胞が分化するメカニズム、わかりやすく言えばコメの細胞が分化する仕組みを解明するために、ALが多層化したり、SE組織の中にAL細胞が異常分化してしまう変異体を解析した。その結果、正しく2種類の細胞が分化するためには、統制のとれた細胞分裂と増殖が必須であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究での成果は、SE細胞の生成、すなわちコメの細胞形成と充実という食糧生産に関わる極めて重要な生物現象のメカニズムの一端を明らかにした点において社会的意義がある。細胞分裂の向きによって同質の娘細胞を生ずる等分裂と異なる運命を生み出す不等分裂が起こるという現象を解明に寄与する成果でもある点で学術的意義がある。
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