研究課題/領域番号 |
16H04942
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
谷口 亨 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所 林木育種センター, 主任研究員 等 (00360470)
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研究分担者 |
七里 吉彦 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所 森林バイオ研究センター, 主任研究員 等 (80461292)
小長谷 賢一 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所 森林バイオ研究センター, 主任研究員 等 (30582762)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | スギ / ゲノム編集 / 無花粉化 / 雄性不稔 / 材質 / バイオリソース |
研究成果の概要 |
ゲノム編集は狙った遺伝子の塩基欠失などにより有用な形質を付与する新しい育種技術である。本研究ではCRISPR/Cas9システムによるスギのゲノム編集技術を開発し、その効率を評価した。また、スギを無花粉にするためのターゲット遺伝子を選定し、それら遺伝子をゲノム編集したスギを作製した。さらには、優良なスギを無花粉にするために、スギのエリートツリーの種子から誘導した個体再生能のある細胞を液体窒素保存したバイオリソースを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果であるスギのゲノム編集技術開発は、未だ未解明な部分が多いスギ等の針葉樹の遺伝子の機能解析を可能にする有力なツールとなり、学術的意義がある。また、日本で最も重要な造林樹種であるスギの花粉症は国民病と言われる社会問題である。本研究によりスギの新たな育種技術の基盤を構築できたことは成長等に優れる優良なスギに花粉を出さない形質を付与することを可能とするため、社会的な意義が大きい。
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