研究課題/領域番号 |
16H05057
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
石橋 弘志 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (90403857)
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研究分担者 |
有薗 幸司 熊本県立大学, 環境共生学部, 教授 (70128148)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 残留性有機汚染物質 / 核内受容体 / 野生生物 / リスク評価 / 生態系保全 / 有機フッ素化合物 / 環境汚染物質 / 環境分析 / 生態系 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脂質代謝等に関与するペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)シグナル伝達経路に対する新たな残留性有機汚染物質(new POPs)の比較生物学的リスク評価を行うことである。ヒト、水棲哺乳類および魚類PPARαを用いたインビトロ・インシリコアッセイ系を開発し、近年発見された新たなPPARαリガンド結合ポケット(LBP)を含め2種のPPARα LBPsに対する短鎖および長鎖の有機フッ素化合物(PFASs)の結合親和性を初めて明らかにした。また、これらPPARα LBPsに対するPFASs結合親和性の種間差に関与する要因についても明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したヒト、水棲哺乳類および魚類PPARαを用いたインビトロ・インシリコアッセイ系により、各(野生)生物種の2種のPPARα LBPsに対するnew POPsの結合親和性の評価が可能となり、その種間差の要因が明らかになった。本研究の成果は、世界をリードする学術情報を発信するだけでなく、POPsに関するストックホルム条約等に関連した国際社会のニーズや生態系保全を考慮した化学物質の安全性評価・利用指針の構築に資することが期待される。
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