研究課題/領域番号 |
16H05082
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 金沢大学 (2017-2018) 名古屋市立大学 (2016) |
研究代表者 |
鈴木 亮 金沢大学, 薬学系, 教授 (00344458)
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研究協力者 |
平嶋 尚英
中村 亮介
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2017年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | マスト細胞 / アレルゲン / 親和性 / IgE / アレルギー / 疾患モデル |
研究成果の概要 |
現代日本においてアレルギー疾患は、大きな社会問題になっている。国民の半数近くが何らかのアレルギー症状を示すと考えられており、その割合は増加の一途をたどっている。本研究は、このようなアレルギー疾患の原因について、アレルゲンとIgEの親和性に着目しマスト細胞の活性化調節機構や細胞間相互作用を介したアレルギー応答調節メカニズムの解析を通して明らかにすることを試みた。そしてアレルゲン親和性による、開口放出、転写制御、細胞間相互作用などに関して新たな知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アレルギー疾患は、国民の半数近くが何らかのアレルギー症状を示すと考えられているにかかわらず、根治療法が存在しないため、未だ対処療法に留まっているのが現状であり、大きな社会問題になっている。本研究は、アレルゲンとIgEの親和性に着目することによって、アレルギー疾患に重要な役割を担うマスト細胞の活性化メカニズムやアレルギー応答調節機構について分子・細胞・生体レベルで明らかにすることを試みた。そしてアレルギー疾患発症におけるアレルゲン親和性の意義を明らかにすることによって、新たな治療戦略へ繋げることが可能になると期待される。
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